9月入学インターナショナルスクールの準備スケジュール|4月から何をすればいいか逆算してみた

※この記事は、運営者がインターナショナルスクールへの9月入学を検討した経験を踏まえ、複数校の公式募集要項・出願スケジュール・在校生保護者の体験談記事を統合してまとめた調査キュレーション記事です。出願スケジュール・必要書類は各校・各年度で異なるため、必ず最新の公式募集要項をご確認ください。

※この記事には一部プロモーション(広告)が含まれます

「インターに入れたいけど、いつ何をすればいいかわからない」

9月入学を検討しているワーママから、よくこの声を聞きます。

インターナショナルスクールの多くは9月入学。日本の学校とは入学時期がずれるため、「いつから動けばいい?」と戸惑うのは当然です。

ただ、ここで一つ知っておいてほしいことがあります。

人気校・老舗校の9月入学は、前年の秋〜冬に出願が締め切られています。

西町インターナショナルスクールや聖心女子学院などの名門校では、前年の9月〜12月ごろに出願受付が終了するのが一般的です。つまり、「今年の4月に動き始めた」では、今年9月の人気校入学はほぼ間に合わない、というのが実態です。

ではなぜ「4月」が重要なのか。

実は4月には、2種類の行動が同時に始まります。

この記事では、その2つの動き方を整理したうえで、「来年9月入学」に向けた逆算スケジュールを、ワーママ目線でまとめます。

目次

4月は「2つの起点」が同時に始まる

① 今年9月入学の「滑り込み枠」を狙う

人気の老舗校の選考はすでに終わっていますが、以下のケースではGW前後まで5月出願・7月選考が成立する学校が存在します。

  • 新設校・開校間もない学校:定員を満たしていないため、随時募集していることが多い
  • プリスクール(幼稚部):年齢が低いほど定員に空きが出やすい
  • ローリングアドミッション(随時募集)対応校:キャンセル枠が出た際に随時受け付ける仕組み

あくまで試算ですが、このルートなら「5月出願→7月選考→9月入学」が成立します。ただし対象校は限られるため、候補校の公式サイトで最新の募集状況を確認することが必須です。

② 来年9月入学に向けた準備を今すぐ始める

4月は、多くのインターが来年度のオープンスクール・学校説明会を解禁する時期でもあります。

人気校の説明会は告知から数日で満席になることが珍しくありません。来年入学を目指すなら、今すぐ候補校の公式サイトをチェックして、説明会の予約を確保することが最初の一歩です。

【ルートA】今年9月の滑り込み枠を狙う場合のスケジュール

時期主なタスク
4月随時募集校・新設校の公式サイトを確認・問い合わせ
5月出願書類の準備・提出
6月〜7月入学審査・面接・選考
7月〜8月合格後の入学手続き・費用準備
8月下旬〜9月オリエンテーション・ならし登校・入学

あくまで一般的なスケジュールです。学校によって選考時期や出願締切は大きく異なります。必ず各学校の公式サイトで最新情報をご確認ください。

出願時に必要な書類(一般的な例)

  • 願書(申込書):学校からダウンロードまたは郵送
  • 在籍証明書または成績証明書:現在の学校から取得
  • 写真:規定サイズを複数枚
  • 保護者の英文履歴書・エッセイ:学校によって必要
  • 健康診断書:かかりつけ医で発行

注意点:書類の提出言語が英語のみの学校も多いです。保護者向けのエッセイ(志望理由書)の英語記入が必要なケースもあります。時間に余裕を持って準備しましょう。

選考の種類

種類内容
面接型保護者面接のみ、または保護者+お子さんの面接。日本語対応の学校が多い
テスト型英語・算数などの学力テストや、英語力を把握するプレースメントテストを実施
体験入学型お子さんが1日クラスを体験し、学校側が適性を観察する

【ルートB】来年9月入学を目指す場合の年間スケジュール

人気校を狙うなら、こちらが本命ルートです。

時期主なタスク
今年4月〜6月オープンスクール・学校説明会に参加。候補校を2〜3校に絞る
今年7月〜9月学校の夏のオープンハウス・体験入学に参加
今年10月〜12月出願書類の準備・提出(多くの名門校の締切はこの時期)
来年1月〜3月入学審査・面接・選考
来年4月〜6月合否確認・入学手続き・費用準備
来年8月〜9月オリエンテーション・入学

重要なポイント:
「来年9月入学」を目指す場合、出願の締切は今年の秋〜冬です。4月にオープンスクールに参加しておかないと、秋の出願に間に合わない、という流れになります。

オープンスクール・説明会でチェックしたい3つのポイント

どちらのルートでも、学校見学は共通して重要です。ワーママ目線で必ず確認したい3点を整理しました。

① 授業スタイル(IBか独自カリキュラムか)

インターには「国際バカロレア(IB)認定校」と「独自カリキュラム校」があります。IBはグローバルスタンダードの教育哲学を持ちますが、費用が高くなる傾向があります。どちらが家庭の方針に合うかは、一度見学して雰囲気を感じてみるのが一番です。

② 英語レベルの基準(EAL対応があるか)

英語が母語でない子どものための「EAL(English as an Additional Language)」サポートの有無は重要な確認ポイント。特に日本語環境で育ってきたお子さんには要確認です。EALの充実度は学校によって大きく差があります。

③ 通学手段(スクールバスの有無・ルート)

ワーママにとって、通学の現実的な問題は見落とせません。スクールバスのルートや停留所の場所、徒歩の場合の登校時間なども現地で確認しましょう。

入学時にかかる費用を把握しておく

合格通知を受けたら、入学金の支払いが発生します。インターの入学金は一般的に30万〜100万円程度。さらに初年度の施設費・制服・教材費なども加わります。

典型的な初期費用の目安(あくまで試算):

費目目安
入学金30〜100万円
初年度施設費・登録料5〜30万円
制服・体操服3〜10万円
教材費(初期)2〜5万円
合計40〜145万円程度

この時期に一時的に大きな資金が必要になるため、入学を決める前に家計のキャッシュフローを確認しておくことが重要です。

長期的な学費の設計も同時に

入学一時金に加えて、毎月の学費(月10〜30万円程度)が発生します。1年分で考えると120〜360万円。15年の累計では、記事「インター学費15年比較」で計算したとおり2,000万円超になることも珍しくありません。

入学前のこの時期に、学費の長期設計をファイナンシャルプランナーに相談しておくと、無理のないプランが立てやすくなります。

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まとめ|4月の動き方は「今年か来年か」で変わる

今回の内容を整理すると、こうなります。

状況4月にやること
今年9月入学を狙いたい随時募集・新設校・プリスクールの募集状況を今すぐ確認。GW前が実質的なタイムリミット
来年9月入学を目指す候補校のオープンスクールを予約して参加。秋の出願に向けて情報収集を開始

どちらのルートでも共通して言えること:

「気になる学校があれば、今すぐ公式サイトを確認する」。これが最初の一歩です。

人気校の説明会は数日で満席になります。「あとで調べよう」の先送りが、一番もったいない時間の使い方です。

インターへの入学は、費用・カリキュラム・通学・進路など検討要素が多く、家庭の方針と照らし合わせながら判断する必要があります。教育費の長期設計についてお金の専門家に相談してみるのも、一つの選択肢です。


動き出す前に、必ず確認すべきこと

9月入学に向けて動き始める前に、もう一つ大切な確認があります。

それは、「選ぼうとしている学校が、本当に15年通わせる価値があるか」ということです。

新設のインターが急速に増える中で、創立から数年しか経っていない学校・第一期卒業生がまだ輩出されていない学校・経営構造が「商売の力学」で動いている学校も増えています。

別途noteで、これらの学校を見抜くための4つのフィルター(説明会の形式・親への要件・配布物・教員と施設の質)を、約24,000字+PDF3種で整理した完全版レポートを公開しています。

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note(ノート)
インターナショナルスクール|老舗インターはなぜ高校まで一貫しないのか?“商売としてのインター”の構造|... 都内12校徹底比較+15年家計シミュレーション+記入式チェックシート3種付き はじめに|この記事を書いた理由 「インターナショナルスクールに通わせたい」 そう考え始めた...

入学準備を進める前に、判断材料を整えておくことをおすすめします。

参考: 文部科学省「外国人学校に関する情報」および各インター学校公式サイト(2026年時点)

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