「プレミアムおむつって、やっぱり買うべき?」
赤ちゃんに良いものを使いたい気持ちは当然です。でも月々の負担を考えると、なかなか踏み切れない……そんな方も多いのではないでしょうか。
今回は、主要メーカーのベーシックとプレミアムの単価を比較し、サイズ別のコスト変化、月齢別の使用枚数、そして出生から3歳まで3年間の累積コスト差を試算してみます。
※本記事の数値は公開情報をもとにした試算です。実際のコストは購入場所・時期・使用状況によって異なります。
主要メーカーのベーシック・プレミアム製品一覧
主要4メーカーはいずれも、スタンダードとプレミアムの2ラインを展開しています。
| メーカー | ベーシック製品 | プレミアム製品 |
|---|---|---|
| パンパース | さらさらケア | 肌へのいちばん |
| ムーニー | ムーニー(通常) | ナチュラルムーニー |
| メリーズ | メリーズ(通常) | メリーズ ファーストプレミアム |
| グーン | グーン(通常) | グーンプラス |
各メーカーのプレミアムラインは、天然素材の使用・皮膚pHバランスへの配慮・吸収体の高機能化などを特徴として打ち出しています。
サイズ別・1枚あたりの単価目安
おむつはサイズが大きくなるほど、使用する高吸水性ポリマー・不織布の量が増えるため、1枚あたりの単価は上がります。またテープ型よりパンツ型の方が製造工程の関係で割高になる傾向があります。
| サイズ(体重目安) | ベーシック 1枚単価目安 | プレミアム 1枚単価目安 |
|---|---|---|
| 新生児(〜5kg) | 約20〜25円 | 約25〜30円 |
| Sサイズ(4〜8kg) | 約22〜26円 | 約27〜32円 |
| Mサイズ(6〜11kg) | 約24〜28円 | 約30〜35円 |
| Lサイズ(9〜14kg) | 約26〜30円 | 約33〜38円 |
| BIGサイズ(12〜22kg) | 約30〜35円 | 約38円超 |
出典:あわわWEB「2025最新・紙おむつ比較」、各メーカー公開情報をもとに整理
1歳以降は運動量が増えてパンツ型に移行するため、サイズアップと形状変更が重なり、単価が最も高くなる時期です。
月齢別:1日の平均使用枚数
おむつの年間コストは、成長とともに変化する使用枚数によっても大きく変わります。
| 月齢・年齢 | 1日あたり使用枚数の目安 |
|---|---|
| 新生児期(0〜1ヶ月) | 10〜12枚(最大15枚程度) |
| 乳児期(3〜6ヶ月) | 8〜10枚 |
| 幼児期(1歳以降) | 6〜8枚 |
| 安定期(1歳半〜) | 5〜6枚程度 |
| 3歳ごろ(おむつ使用中) | 約3枚程度(トイトレ並行中) |
出典:環境省「紙おむつ排出量推計(第一次報告)」、Amber mimi「新生児用おむつはいつまで使う?」
3年間の累積コスト差を試算してみた
出生から3歳まで、ベーシックとプレミアムを使い続けた場合の差額を計算します。
試算条件:ベーシック平均単価23円、プレミアム平均単価30円/年間使用枚数の推計:0歳3,285枚、1歳2,190枚、2歳1,460枚
| 年次 | 年間使用枚数 | ベーシック総額 | プレミアム総額 | 年間コスト差 |
|---|---|---|---|---|
| 初年度(0歳) | 3,285枚 | 75,555円 | 98,550円 | 約22,995円 |
| 2年目(1歳) | 2,190枚 | 50,370円 | 65,700円 | 約15,330円 |
| 3年目(2歳) | 1,460枚 | 33,580円 | 43,800円 | 約10,220円 |
| 3年間合計 | 6,935枚 | 159,505円 | 208,050円 | 約48,545円 |
あくまで試算ですが、3年間プレミアムを使い続けると、ベーシックとの差額は約5万円に達します。月換算では約1,350円の追加負担です。
「約5万円の差」は大きいようにも見えますが、3年間に分散すると月約1,350円です。プレミアムラインは「肌トラブルの軽減」「夜間の吸収力向上による熟睡」を目指した設計。肌が敏感な赤ちゃんや、夜中の頻繁な交換が大変な時期は、コスト差より体力的・精神的な余裕を優先する選択もあります。逆に「特に困っていない」という場合は、ベーシックで5万円を他の育児費用に回す判断も十分合理的です。
まとめ|「どちらが正解」より「わが子に何が合うか」を軸に
- ベーシックとプレミアムの1枚差額は約7円前後が目安
- 3年間の累積コスト差は約5万円(月換算:約1,350円)
- サイズが上がるほど単価も上がるため、幼児期後半がコスト的に最も重い
- 肌質や睡眠状況に応じて、グレードを時期で使い分けるのも選択肢のひとつ
製品の良し悪しより、「わが子に何が合うか」を軸に選ぶのが長く使い続けるコツかもしれません。
※本記事の試算はすべて参考値です。実際のコストは販売店・購入時期・お子さんの成長スピードにより異なります。
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参考データ: あわわWEB「2025最新・紙おむつ比較」、環境省「紙おむつ排出量推計(第一次報告)」、各メーカー公開情報より。
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